建物 この建物の建築にあたっては、博物館側がチャールズ3世に十分相談することなく計画を進めたために皇太子が出資を取り止めるといったトラブルがあった。なお、当初は王立博物館の拡張工事として着工する予定であったが、結果的には独立したひとつの博物館とすることとなった。外観は幾何学的な、スイス人建築家ル・コルビュジエ風の建築物とする予定であったが、一方でスコットランド文化、例えば、円塔、城塞、建築物などの意匠を多く取り入れることとなった。マレーから取り寄せた黄金色の砂岩を外装に利用したことから、建築家ゴードン・ベンソンは「最古の展示だ」と語った。1999年、スターリング賞にノミネートされている。