大時計~構造~
ビッグ・ベンの時計を設計したのは、枢密院議員でアマチュア時計学者のエドマンド・ベケット・デニスンと、王室天文官のジョージ・ビドル・エアリーである。機械部分は1854年には完成していたが、時計台の完成は1859年4月10日だったため、その間に改良を受けることになった。仕組みとしては通常の振り子時計だが、デニスンの考案した、画期的な二重三脚重力式脱進機を採用している点が違う。この脱進機によって振り子と時計構造をうまく分離させることが可能となり、それまでにない正確さが得られることになった。
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